助けを求めて
なぜ、最初から相談しなかったのだろう。
なぜ、最初から最良の選択を選ばなかったのだろう。
俺は、私は、バカだ。状況が状況だけに悪化していく。
自己弁護するつもりはないが、その選択にはそれ相応の費用が必要になる。
裕福ではない自らの家庭を責めることは、できず。
苦しみの中ただ、這い上がることすら許されないというのならば。
その決断をしよう。そして、私は助かりたい。
この永劫に続くような、苦しみの連鎖から。
ああ、俺の人生の一番のミステイク。
それは・・・・また、別な機会で語ることにしよう。
社会はいやだ。こわい。そして、逃げることすらできない。
ピンチになったときのヒーローは、夢物語。
そんな幻想を抱いていた自分が、いやでいやで仕方ない。